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今年の総会は、三原市大和町椹梨梨公民館の会議室で開催しました。
会員14名(ほとんどが事務局員)と26通の委任状により総会が成立しました。 事前に会員様宛に郵送した総会資料に、いくつかの事項を追加しています。 また、総会前に会計監査を受けることができなかったため、後日、ニュースレターとともに監査結果を郵送する予定です。会員の皆様には事務局の不手際をお詫びいたします。 ひととおりの議案を読み上げ、すべてに賛同いただくことができました。 2008年の役員選出では、これまで会を牽引してこられた中元会長が引退され、新たに顧問に就任していただくことになりました。 新たな会長として新谷氏、事務局長として須内氏が就任されました。また、会計と監査も交代となりました。新規の事務局員が1名就任されました。 昨年の活動を振り返ると「学校との協働」、「行政・地域との協働・提言」が多く、レギュラーの活動がやや少なくなっていました。 限られたマンパワーで活動しているため、ヒョウモンモドキの絶滅を防ぐことを最優先しながら、楽しく活動が継続できるように、今後の方向性を再検討(絞り込み)することも重要と思われました。 議案の後は、事務局からの話題提供として“広島みかん”さんによる「生物多様性国家戦略って何だろう?」と“しんしん”さんによる「せら夢公園自然観察園とは?」を解説していただきました。 お二人とも短い持ち時間ながら、映像を使ってわかりやすくお話してくださいました。 (せら夢公園にヒョウモンモドキを再導入するには、まだまだ課題が多くあります) 総会終了後は、ひざを交えてざっくばらんな懇談会となりました。 参加者のほとんどが事務局員であったため、話題の中心は今後の方向性の話になりました。 おもな意見は以下のとおりで、活動の初期から解決できていない課題もあります。 ◆幼虫の放流を行う際には、近くの個体よりも離れた個体を持ち込んだほうが遺伝的な多様性が保たれて良いのではないか?(→自力での拡散を手助けする程度にとどめるべきと返答) ◆採集者をなんとかしたい。放流した場所でもよく採集者が訪れた。(来年も手分けして見回る) ◆見回りを強化したい。とくに発生初期の見回りは産卵メスを確保するうえでも重要。 ◆町条例化したいが、相当説得力のある説明が必要。県条例種指定も視野に入れる。 ◆保護活動や生き物ブランド米づくりは、農家の理解と協力なしには成立しえない。とりあえず事務局メンバーが自分のところから始めるしかない。 ◆生息地に近い場所の自治会、公民館、農業法人との連携を強化する。 ◆地域のキーマンを探し出すことが肝要。 ◆生息地の開発や埋め立てを防ぐためには、重要な湿地マップを作り、役場に知らせることも必要だろう。 ◆イベント告知は行政の広報紙が良いが、早めの確定や日程変更が難しい。 ◆地元の企業との連携が必要ではないか。 ◆会の運営マニュアルを作り、労力を分散する必要があるだろう。 保護の会の活動はシンプルなようでいて、なかなか複雑な面も多々あります。 それは、ヒョウモンモドキをシンボルとした湿地生態系そのものを保全していくという目的を達成するために、さまざまな手段を使っているからです。 そのため、事務局員といえども全員が同じように活動内容を理解できているわけではないと思います。 なので、今回の総会で一緒に活動内容を振り返れたこと、膝を交えて話し合えたことはとても良かったと思いました。 チョウの絶滅を防ぐことだけを標榜して直接的な活動を行うだけではうまくいかないでしょう。 直球も変化球も織り交ぜながら、出せるチカラのバランスも考え、目的を見失わないようにしながら、結果としての近道を探っていくことが大切だと思います。 今年の産卵数は過去10年間で最大になったといえども安心できません。 把握できている生息域はたったの19km×19kmの範囲でしかないのですから。 ◆秋の生息地管理の予定は以下のとおりです。詳細は近日ハガキ等でご案内します。 10月19日(世羅町)、10月26日(三原市) 11月9日(三原市)、11月16日(三原市) (きんかめむし)
by hyoumonmodoki
| 2008-10-03 00:27
| 事務局仕事
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