ヒョウモンモドキ保護の会 事務局の日々
2020-09-02T09:04:21+09:00
hyoumonmodoki
保護の会の事務局の動きなどを紹介します。
Excite Blog
締め切り間近! 9月19日(土)開催 ひろしまはなのわ2020年
http://melitaea.exblog.jp/30203281/
2020-09-02T07:45:00+09:00
2020-09-02T09:04:21+09:00
2020-09-02T07:45:12+09:00
hyoumonmodoki
おしらせ
参加の際は事前の申し込みが必要です。
【日 時】令和2年9月19日(土)13:00〜16:10
【場 所】甲山農村環境改善センター 多目的ホール(世羅町大字西上原123番地1)
【テーマ】自然を活かした持続可能な地域づくり ~豊かな里山のシンボル“ヒョウモンモドキ”を例として~
世界的な写真家、海野和男さんによる基調講演。
地元小学校での保全活動の発表。
多彩な登壇者によるパネルディスカッション「生き物をシンボルとした地域のブランディング」
が行われます。
コーディネーターは、白川勝信さん(芸北 高原の自然館 主任学芸員)。
以下のリンクよりお申し込みください。(申し込み締め切り9月4日(金))
◆公式サイトより 「都市緑化シンポジウム in 世羅」◆
保護の会のメンバーは、パネルディスカッションでの登壇や補助スタッフとして参加します。
翌日は、海野和男先生による「せら夢公園 はなのわネイチャーフォト教室」が行われます。
詳しくは、せら夢公園自然観察園の公式サイトでご確認ください。
・日時 2020年9月20日(日) 9:30~15:00
・場所 せら夢公園自然観察園
・参加費 無料
・日程(内容)
9:30 せら夢公園集合 少しレクチャー(写真の撮り方のアドバイスなど)
10:00〜12:00 自然観察園で各種いきもの写真撮影
12:00~13:00 各自で昼食(ワイナリーレストラン利用可能)
13:00〜15:00 せらワイナリーへ移動し、参加者の写真を皆で見ながら、生きものの名前や写真の講評。時間があれば海野和男さんが撮影された世界のチョウのお話しを聞きます。
・定員 30名程度(申し込み多数の場合は抽選等を行います)
・準備するもの デジカメ(スマホでもOK)
・参加費 無料
★申込方法
①申込フォームはコチラ
②メールでのお申込み yumekouen@gmail.com
以下の項目を記入の上送り下さい。
・お名前
・中学生以下の場合は保護者のお名前
・ご住所
・年齢
・電話番号
・持参するカメラの種類
・海野さんへのメッセージ
海野和男先生の「デジタル昆虫記」
毎日更新される「小諸日記」や動画も!
それでは、はなのわ会場でお目に掛かりましょう!
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令和元年、秋の生息地管理、無事終了!
http://melitaea.exblog.jp/29785587/
2019-11-25T18:39:00+09:00
2019-11-25T18:39:45+09:00
2019-11-25T18:39:45+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
今年はやや暖冬傾向で、モドキの幼虫たちは「なかなか眠れないなぁ」と思っていることでしょう。
さて、令和元年の秋の生息地管理は、無事に終了しました。
地元の方、遠方の方、お忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました!
ニュースレターの作成や、都市緑化フェアへの協力、協議会の進捗管理など、仕事は山積みですが、とりあえずしっかりと草刈りが出来たので一安心です。
生息地管理の様子をダイジェストで。
◆10月26日(土)10人が参加。
産卵箇所を踏み荒らさないように、ピンクテープでしっかり結界を張る。
好天続きで、草が良く乾いていたため、広面積を刈り取ることが出来た。
リンドウの花が美しく咲いていました。これも定期的な草刈りの成果です。
◆11月9日(土)23人が参加。
初めての方も多かったので、ヒョウモンモドキの生態や草刈りの意義、やり方などをじっくり説明しました。
会員のお一人がハンマーナイフ・モアという草刈り機を持ってきてくれました。
というのも、この3年間くらいで、水田の耕作を諦める方が増え、里道も管理されなくなってきています。
道が管理されないと、あっという間に草木が蔓延り、またイノシシに荒らされ、道がどんどん崩壊していきます。本当にあっという間です。
このため、生息地の草刈りを行う前に、そこまでの道のりを草刈りし、道を維持するという仕事が増えたのです。
年に2回、6から8か所の生息地を管理したい保護の会にとっては、なかなか重い課題です。
しかし、道の草刈りを1シーズンさぼったら、生息地にたどり着くことさえ出来なくなるという問題があるため、やるしかないのです。
たくさん刈れば刈るほど、草の運び出しが大変です。時間配分は、草刈り半分、運び出し半分が理想です。
ブルーシートを使えば、一度に多くの草を運び出すことが可能です。
ノアザミの移植地も丁寧に草刈り。
ただし、ノアザミの定着率が悪く、チョウの吸蜜源確保が大きな課題となっています。
この日もリンドウが美しく咲いていました。
◆11月16日(土)12人が参加。
これまで話題に上っていた「効率の悪い生息地からの勇気ある撤退」を実施した。
これについては、改めて詳しく書きたいと思いますが、2001年の保護の会設立時、2012年の協議会の立ち上げ時、そして令和に入って、管理すべき生息地の絞り込み(撤退)と有望地への進出を繰り返しています。
この日は慣れたメンバーだったので、仕事も速い。
ブルーシートで草を運び出す。
頑張ったあとは、地元会員さんの心づくしの手料理で、お腹も心も満たされます。
クロマルハナバチのオスも労ってくれました。
以上
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2019年総会、終了しました。
http://melitaea.exblog.jp/29639005/
2019-09-14T16:40:00+09:00
2019-09-14T17:07:52+09:00
2019-09-14T16:40:14+09:00
hyoumonmodoki
事務局仕事
2018年度の会員数は、正会員(県内会員)が66人、賛助会員(県外会員)が12名の計78人でした。
一昨年から会費を値上げしたにも関わらず、古参会員の方も、新規の方も、多くの方から会費を納入していただき、多くの寄付金をいただきました。
また、会員のほか、一般ボランティア、農業法人、セラアグリパーク、日本チョウ類保全協会、行政機関など、多くの関係者に活動を支えていただいていることを実感します。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
【運営委員会の報告】 9月8日(日)10~12時 7人が参加
〇キセルアザミのプール栽培の防水シートを更新する。またシートの穴あき防止のため、保護シートで挟む構造とする。
〇生息地へのノアザミの生け花供給のための深いバケツを買う。
〇生息地でのノアザミ育成のために真夏の草刈りが必要。来夏、シルバー人材への委託を検討。
〇一人での草刈りが難しくなっている会員がいるので、ヘルプが必要。
〇協議会追加予算書の提出について。
〇「NPO環境パートナーひろしま」への入会について。 https://kanpato.org/
〇飼育幼虫は大きくなるとキセルアザミが大量に必要となり、プランター栽培の株だけでは足りず、生息地から葉を摘み取って供給する必要がある。
葉を集めるのは大変なので、せら夢公園の湿地内にキセルアザミが自生する湿地を再生する。11月から取り組む。
〇定款に、会費の変更、団体会員を追加。
〇役員が一部変更(事務局長と会計)。
〇10月以降の日程を変更。
【総会の報告】 同日 13~16時 18人が参加、委任状39通により、総会成立。
〇参加者全員が自己紹介。
〇すべての議案が承認される。
<総会議案書への補足として>
〇協議会事務局から警察署に、会員から駐在所に、それぞれ見回りへの協力を依頼(5月中旬)。
〇協議会会員が、某生息地を訪れたところ、見回り中の駐在さんから採集者と間違われ声かけられる。
(駐在さんがしっかり見回りをしてくださりました。有難いことです。)
(協議会会員は、一昨年作成したマグネットステッカーを車に貼り付けてください。)
〇6月8日、協議会が観察会を開催。約50人が参加。
〇8月2~4日、チョウ類保全協会による産卵調査、保護の会も協力。
〇10月以降の日程を変更。
生息地の下見:10月3日(木)9時~
生息地管理①:10月26日(土)9時~
生息地管理②:11月9日(土)9時~
生息地管理予備日:11月16日(土)9時~
(順調に実施できた場合は、16日は湿地再生活動とする)
<その他の協議>
①2019年の産卵調査結果の報告(日本チョウ類保全協会から情報提供)
⇒全体での産卵数は横這い。ただし、放虫による増殖が順調な1地域の結果を除いて計算すると、その他の生息地での産卵数は3年連続で右肩下がりであることが解る。危機的状況には変わりない。
②8月3日に実施した協議会主催の合同研修会の結果を報告。
③都市緑化フェアでのヒョウモンモドキに関する取り組みについて紹介。
④三原市でのスクミリンゴガイ駆除の取り組みについて情報提供(くい環境会議より)。
上記のように、運営委員会、総会は無事終了しました。皆さまお疲れ様でした。
【2019年6月以降の活動一覧】
6月2日(日)せら夢公園(山の日イベント)への協力「飼育ボランティア体験」(ゆめ公園・1人)
6月6日(木)事務局会議(ゆめ公園・8人+1人SKYPE参加)
6月4日(火)~6日(木)日本チョウ類保全協会による成虫調査
6月12日(水)保全地域協議会の役員会議(3人)
6月19日(水)保全地域協議会の総会(7人)
7月27日(土)事務局会議(ゆめ公園・7人)
8月3日(土)保全地域協議会合同研修会(23人)
8月2日(金)~4日(日)日本チョウ類保全協会による産卵調査
9月3日(火)2018年度の監査(2人)
9月8日(日)2019年総会(ゆめ公園・18人)
近日中にニュースレター22号を作成し、会員の皆さまにお届けします。
以上
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保護の会 活動通信 21号(2019.05.22)を発行しました。
http://melitaea.exblog.jp/29434301/
2019-05-22T16:14:00+09:00
2019-05-22T16:14:04+09:00
2019-05-22T16:14:04+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
本日、2019年5月22日に「保護の会 活動通信 第21号」を発送することが出来ました。
近日、メールか郵送で会員の皆さまのお手元に届くかと思います。
(事務局長Sさん、せら夢公園自然観察園Nさん、ありがとうございました。)
最近の活動は、いつもお世話になっている「せら夢自然観察園」のフェイスブックに詳しく示されています。
ぜひ【せら夢自然観察園facebook】で検索してみてください。
春の生息地管理は、4月29日、5月5日に行いました。
4月29日は、福山大学生命工学部海洋生物学科・阪本憲司准教授と研究室の学生さんたちが参加してくださり、平均年齢がぐっと下がりました。
▲ヒョウモンモドキの吸蜜源として、近隣の生息地からノアザミの大株を移植した。ノアザミは道路端や水田の畦には多くみられますが、管理が放棄され湿地化したような休耕田では減少している。こういった場所では移植による増殖が有効。
5月5日も、阪本先生の研究室から学生さんが参加してくださり、下記の作業を行いました。
①ノアザミ開花のための草刈り
②生息地までの里道の草刈り
③飼育中の幼虫に与えるキセルアザミ葉の採取
④湿地内に通した溝の泥上げ
⑤カスミサンショウウオの幼生調査
▲産卵箇所に踏み込まないようにピンクテープで仕切りをする。▲昨秋にしっかり刈った湿地では、キセルアザミの葉が展開し、幼虫が餌にありつけることが出来ていた。▲せら夢公園自然観察園で飼育されている幼虫用にキセルアザミの葉を採取した。幼虫の齢が進むと食が旺盛になり、どうしても葉が不足する。▲西陽が当たる斜面に植えたノアザミの株周りを丁寧に草刈りする。▲湿地植生の再生を目指して休耕田に掘った溝の泥を上げてメンテナンス。
▲この溝にはカスミサンショウウオが産卵しているので、幼生を探す。
▲見つかったカスミサンショウウオの幼生福山大学で分類が再検討されている。▲同じ溝で、卵を背負ったオオコオイムシのオスも見つかった。▲作業の後は、地元会員さんが持ち寄った心づくしの料理でお腹を満たしました。
これで蝶の羽化時期にはノアザミが咲き、安心して吸蜜することができるでしょう。
なお、せら夢公園自然観察園では、蝶の羽化に合わせて、飼育ハウスに入れる公開ボランティアを開催します。
詳しくは、通信と一緒に届くチラシに掲載されています。また本ブログでもご紹介できればと思います。
さて、保護の会は、いつも手一杯でギリギリの活動をしていますが、これからは様々な団体と協業して、より多くの人が気軽に参加できるように活動の裾野を広げて行きたいと考えています。
【2019年2月以降の活動一覧】
3月2日(土)日本鱗翅学会自然保護セミナーにて発表(1名)
3月23日(土)事務局会
3月25日(月)幼虫回収 4名
3月26日(火)幼虫回収 4名(うち会員外1名)
3月27日(水)飼育プランターに幼虫を入れる 5名
3月28日(木)同上 6名
3月29日(金)メール・ハガキの発送 (春の生息地管理と飼育ハウスの作業の案内)
3月30日(日)幼虫回収 1名
4月2日(土)幼虫回収 4名(会員外)
4月6日(土)ハウスの天井ネット掛け 8名
4月7日(日)幼虫回収 1名
4月25月(木)春の草刈りの下見 2名
4月28日(日)幼虫飼育プランター交換 8名(会員外)
4月29日(月)春の草刈り① 17名(うち福山大学阪本准教授・学生9名)
5月2日(木)幼虫飼育プランター交換 4名(会員外)
5月5(日) 春の草刈り② 17名(うち福山大学学生4名)その後、事務局会
5月9日(木)幼虫への餌やり3名
5月13日(月)同上 2名
5月16日(木)遮光ネット張り・産卵用のタムラソウの準備 10名
(会員外1名、世羅町1名)
5月22日(水)ニュースレターの発行・発送
以上
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大掛かりな仕事はシルバーさんと一緒に。
http://melitaea.exblog.jp/29268431/
2019-02-21T10:27:00+09:00
2019-02-21T10:36:02+09:00
2019-02-21T10:27:47+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
この数年間は、ボランティア作業が一段落した2月に、樹木の伐採や開墾などの作業を行っています。大掛かりな作業は危険を伴うことが多いので、シルバー人材センターにお願いして一緒に行っています。
NPO日本チョウ類保全協会が全面的に指導および実作業に当たってくださっています。
今回のおもな目的は「生息地の質的向上」で、コアとなる重要な場所で3日間行いました(保護の会は1日だけ参加)。
シルバーさん雇用に掛かる人件費と専門家の旅費は、環境省の補助事業で賄われています。
https://www.env.go.jp/press/105524.html
ヒョウモンモドキを保全するためには、吸蜜源のノアザミ、産卵植物のキセルアザミの存在、湿地間の連結性が大切です。
ノアザミがただ「存在」するというだけではなく、開花できる株の大きさに育つか、チョウが飛来しやすい場所で咲くか、がポイントになります。
キセルアザミなら、チョウが飛来しやすい場所にあるか、産卵できる大きさに育っているか、幼虫が成長するのに十分な株数がまとまって存在するか、がポイントになります。
これらを満たすには、湿地のすぐそばで、夕方まで陽が当たる西向き斜面を伐採してノアザミを植えたり、陽当りが良く、湧水が出る場所を見極めてキセルアザミの生育に適した状態に再湿地化するなどの工夫が必要になります。
また、隣り合う湿地間をチョウが移動しやすいように樹木を伐採して飛翔ルートを作ることも必要です。
つまり、それらの要素がチョウにとって「機能」しているかが大切になります。
保全作業は、2、3か月後の効果を意識して計画し、実施します。
時期ごとに異なる目的、作業内容は、2018年3月に作成したガイドブックに整理しました。
せら夢公園自然観察園のホームページからダウンロード出来るようになっています。
今回は初めて動画を撮影してみました。
※現地での聞き苦しい音声が入っているので、ご注意ください。
▼狭い畦を慎重に進んで管理機を湿地に持ち込む。
その他の動画は、youtueに「ヒョウモンモドキ保護の会」のチャンネルを作りましたので、ぜひご覧ください。
(コメント機能は、近々オフにする予定です。どうかご容赦ください)
https://www.youtube.com/channel/UCqECkJeGQl7-hSOx7ZvjC2A
▼作業後の様子
棚田状になった休耕田の境界部分に溝(屋根溝と呼ぶ)を掘り直し、湧水を復元して湿地内に新鮮な水を導入する。
上手く機能すれば、新たに通した溝付近のキセルアザミが大きく育ち、新たな産卵適地になる。
ヒョウモンモドキの生息地は、他の希少種の生息地でもあります。
ヒョウモンモドキの保全作業が、他の希少種の保全にもつながります。
もちろん、その反対にならないような配慮(選択的な刈残しなど)も必要です。
▼湿地内で確認されたカスミサンショウウオ(広島県、環境省とも絶滅危惧Ⅱ類)とニホンアカガエル(広島県RDB準絶滅危惧)
湧水の復元により、産卵場所や幼生の生息適地が拡大された。
▼作業終了後にせら夢公園自然観察園に立ち寄る。
昨冬に建設したアザミ類栽培ハウスが完成し、ハウス内ではキセルアザミが順調に育っていた。
3月上旬からは、越冬幼虫が活動を再開するため、大量のキセルアザミが必要になり毎年大慌てになるが、今年は安心できそう。
飼育された幼虫たちは、遺伝的な差異が認識された個体群ごとに配慮され、計画的に放虫(補強・再導入)される予定。
来る3月2日(土)に大阪で行われる「第10回日本鱗翅学会自然保護セミナー ~チョウ類の永続的保護に向けて~」でヒョウモンモドキのことをお話しします。
日本全国のチョウの保全事例が発表されますが、チョウだけでなく様々な保全活動の参考になると思いますので、ご興味のある方はぜひご来場ください。
http://lepi-jp.org/archives/2019/0209_093325.php
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平成30年の終わりに。
http://melitaea.exblog.jp/29051052/
2018-12-28T14:20:00+09:00
2018-12-28T14:20:13+09:00
2018-12-28T14:20:13+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
11月以降も多くの活動がありましたが、まだ整理が出来ておりません。
せら夢公園での飼育の取り組みを中国新聞さんに掲載していただき、反響がありました。
ありがたいことに、隣の市町からボランティアさんも来てくださりました。
「ボランティアがやってきた!」せら夢公園自然観察園ブログより
10月から12月にかけて、せら夢公園で新しいアザミ栽培ハウスを建設しました。
▼ハウス内の地面を掘り、導水パイプを埋設する。
▼中古のカーペットを敷き、角材を並べてプールの壁を作る。▼角材はかすがいで留める。
▼チェンソウの先端で排水溝を作る。▼カーペットの上にビニールシート(これがプールになる)を敷く。▼さらに、その上にカーペットを敷き、プールの穴あきを防止する。▼ビニールハウスの天頂と地面との間に太い鋼菅を立て、積雪による倒壊を防ぐ。▼これで内装は概ね完成か。▼外側には排水溝を整備。すぐに埋まるので、もう少し手入れが必要だろう。▼今後、ハウス内にキセルアザミプランターを搬入し、プール栽培を開始する予定。▼みなさま、お疲れ様でした(Nさんは孫のお迎えで一足先にご帰宅)。
小ぶりながらも頑丈なハウスに、内装を整備して、湧水を使ってキセルアザミをプール栽培出来るようになりました。
ハウスの中にビニールシートを使って浅いプールを作り、谷からの湧水を導入して、そこにプランターを並べて保温促成栽培します。
プランターには、軽い焼成土と植物性堆肥を混ぜて育苗土とし、休耕田から採取したキセルアザミを3株ずつ植えました。
ハウスを覆うビニールで保温されることにより生長を促進し、越冬幼虫が動き出す3月上旬には十分な量のキセルアザミが確保できる予定です。
(ハウス建設にかかる人件費や資材費は、環境省からの補助事業で賄われています)
これまでキセルアザミの栽培は、保護の会の会長宅で、掛かりっきりで世話をしてもらっていましたが、拠点が増えることで労力が分散され、またボランティアも受け入れやすくなりました。
年内の活動はこれで概ね終了しましたが、年明けからアザミハウスの仕上げ、幼虫飼育の準備、大掛かりな生息地整備など、活動はひたすら続きます。
どんなボランティア活動でも同じですが、参加者の減少、運営側の高齢化、資金不足、土地所有者との関係、生息地の荒廃など、課題は山積みです。
ひとつひとつの活動を確実に行い、また改善し、課題をクリアして、保全を確実なものにしていきたい。
そして、早く楽になり、次の段階へと進みたいと思います。
チョウや自然が好きな人だけでの活動では継続が難しいので、より多くの人が気楽に参加できる、自然を守ることがもっと気軽に当たり前のことになるような、次の目標に向けて、ともかく活動を継続していきたいと思います。
12月に私たちの仲間Kさんが急逝されました。
「いつかヒョウモンモドキが再び採集できるようになるまで、保護活動に協力する」が口ぐせだった蝶採集好きのKさんのためにも、活動を継続したいと思います。
それでは、お世話になった皆様、どうぞ良いお年を!
来年もどうぞよろしくお願い致します。
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2018年秋の生息地管理、終了!(1/3)
http://melitaea.exblog.jp/28833286/
2018-11-07T16:11:00+09:00
2018-11-07T16:11:10+09:00
2018-11-07T16:11:10+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
会員の皆様には、2018年6月以降の活動はニュースレターでお伝えしたとおりです。
秋の生息地管理を10月21日(日)、11月3日(土)、11月5日(月)と3回実施しました。
3回ともケガもなく、無事に終了しました。
お忙しい中、ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。
◆2018年10月21日(日)9人が参加
各地で「秋祭り」が行われる忙しい時期の開催となりましたが、9名が参加。
荒谷建設コンサルタント様からは、社員研修の一環として社員さんが参加してくださりました。
▼まずは参加者全員で記念撮影し、事務局長から開会挨拶、近況報告、安全注意。
続いて、草刈り担当者(私)から技術的な説明を行いました。
説明では、昨年度に協議会予算(環境省の補助事業)で作成した「保全ガイド」を用いて、今回の目的や技術的な注意事項をお話ししました。
ヒョウモンモドキの保全活動は、主には草刈りを行うのですが、チョウの生存に資する草刈りとなるように、毎回必ず技術的な解説を行います。
簡単に言えば、3か月後に生息地の植生がどのような姿になるか、それがチョウにとってどのような効果をもたらすかを想定して、必要な作業を行うということです。
<秋冬の生息地管理の目的>
〇生息地までの里道を草刈りする。
これを怠ると、里道が荒れ、生息地までたどり着けなくなる。
〇産卵箇所の周囲を草刈りし、翌年3月のキセルアザミの展葉を促進する。
3月上旬に越冬から覚めて活動を再開する幼虫が、真っ先にキセルアザミの葉にたどり着けるようにする。
〇ノアザミの生育地を草刈りし、冬の間に十分な陽を当ててノアザミの成長を促す。
〇湿地内を草刈りし、キセルアザミの展葉を促し、新たな産卵箇所を創出する。
※「保全ガイド」は、せら夢公園自然観察園のホームページからダウンロードできます。
http://www.serawinery.jp/nof/08download.html
▼さっそく現地まで移動。
生息地までの道のりは、事前の下見で安全(倒木、道の崩壊、スズメバチの巣など)を確認してある。
▼全員で産卵位置を確認。
産卵調査は、8月上旬に日本チョウ類保全協会の中村さんが行ってくださりました。
産卵箇所を踏まないように、林業用ピンクテープで囲み、半径2m以内の立ち入りを制限します。
▼各自の分担場所を決めて作業を開始。安全には十分注意する。
▼生息地までの道のりは、事前にせら夢公園の管理人Nさんがスパイダーモアで刈ってくださったので、かなりラクに移動できました。
▼秋冬の草刈りでは、ノアザミ、キセルアザミとも、葉ごと刈ってしまっても大丈夫。
すぐに回復し、むしろその後の成長は良くなります。
▼しっかり草刈りを行い、畦も湿地内もスッキリしました。
今年は、夏の猛暑と秋の雨続きで、ススキやセイタカアワダチソウの伸びがものすごい。
草刈りも、運び出しにもかなり苦労しました。
おかげで3か所を行う予定でしたが、この日は2か所でギブアップ。
みなさま、お疲れ様でした(続く)。
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2018年5月までの活動
http://melitaea.exblog.jp/28353138/
2018-06-06T19:54:00+09:00
2018-06-06T20:41:21+09:00
2018-06-06T19:54:14+09:00
hyoumonmodoki
事務局仕事
飼育や保全作業、事務手続きにかかる手間をできるだけ簡略化し、早く安心して確実な保全が実現するように日々考え続けています。
保護の会が結成されて18年目を迎えますが、あまり簡略化されていないような(汗)。
まだ頑張りが足りないということでしょうか(笑)。
◆5月10日(木)
せら夢公園自然観察園の飼育ハウスの基盤整備を実施。
保護の会の自前資金を使ってシルバー人材センターに依頼。
ハウスの地表面を削り取り、ハウス外に搬出。
食草キセルアザミのプランターをきちんと配置できるように整備した。
▼鍬を使って表土を剥すのは重労働。シルバーさんは手際よく泥を運び出す。
これまでは、地面に直接キセルアザミを植えていたが、3、4月に幼虫が食い尽くして回復しなくなったため、プランターで栽培し、キセルアザミ株を交換できるように変更した。
これに対応できるように、地表面のでこぼこを削り取り、平らに整地した。
◆5月14日(月)
ニュースレターの印刷と発送。パンフレットと会費振込用紙を同封。約130部。
協議会の会計監査。
◆5月20日前後
協議会として文書を作成し、行政を通じて所管の警察署に協力依頼を行った。
また、会員らが派出所を巡り、パンフレットを提供し、パトロールへの協力を依頼した。
警察署からは、「生息地に立ち入り禁止の柵を設置すること」「違法採集の通報があった際の具体的な対応体制」についての要請あり。
積極的に対応していただき、ありがたいことです。
◆5月24日(木)
せら夢公園自然観察園の飼育ハウスにキセルアザミプランターを持ち込み。
個体群ごとに5つに区切られた飼育スペースに、10~20個のプランターを持ち込み、配置。
羽化して来るチョウが産卵できるようにした。
▲プランターを軽トラ3台に乗せて2往復。▲蛹になった飼育個体をハウスに搬入。▲平らに整地された飼育区画にキセルアザミプランターを配置。ネットの中には終齢幼虫と蛹が入っている。▲この後、ノアザミを活けるための花瓶も配置。▲保護の会会長宅で半年から1年間養生されたキセルアザミプランター。1株1株、手で植えるという大変な作業を続けられています。▲ちょうど一年前に幼虫に食い尽くされたキセルアザミの株は、
プランターに植え直して山水で養生され、ここまで回復した。
指の先は、回復しなかった葉の主脈。
◆5月30日(水)
6月3日(日)にせら夢公園で開催される「ひろしま山の日イベント」での飼育施設観察会に向けてマスコミ取材あり。
テレビ、新聞各社で報道されたもよう。
ありがたいことです。
◆5月末から6月上旬にかけて、生息地の見回り強化。
チョウ類保全協会の中村氏も来広し、成虫の発生状況調査も兼ねて生息地を見回り。
今のところ、発生状況は順調とのこと。
◆協議会の書類事務は随時対応中。
≪今後の予定≫
協議会予算の精査、各種の書類対応。
6月9日(日)地元対象の観察会2地域で実施。
6月13日(水)協議会総会。
6月30日(土)地元学習会での講話。
これら各種の仕事を役員で分担して実施しています。
広島でも梅雨入りしましたが、鬱陶しさに負けずに、ちからを合わせて乗り切りましょう。
以上
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2018年春の生息地管理、終了しました!
http://melitaea.exblog.jp/28303353/
2018-05-09T17:36:00+09:00
2018-05-09T17:36:05+09:00
2018-05-09T17:36:05+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
お忙しい中ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
参加者は、28日が16名、30日が10名(写真では9名)の、延べ26名。両日とも好天に恵まれ、計6カ所の整備を順調に進めることができました。
今回の主な目的は、5月末から始まるチョウの羽化に合わせて、その時期に吸蜜源のノアザミが咲くように草刈りをすること。
ノアザミ移植地、里道、卵塊の無い湿地内の3手に分かれて作業。
ノアザミ移植地はノウサギによる食害を防ぐネットで囲ってあるため、鎌を使って手刈り。
里道と湿地内は刈り払い機を使ってしっかり草刈り。
ただし、すべての作業において、そこらじゅうを這いまわる幼虫を踏み潰さないように注意して実施しました。
7~8齢に達した幼虫は、キセルアザミの葉を求めて越冬場所(産卵場所)からかなり離れた場所まで徘徊します。
私たちが計測したところ、直線距離で40m以上離れた場所まで達している幼虫を確認したことがあります。
晴れの日が続いたので、草が良く乾いて作業もラク。やり残しもなく、十分に作業を進めることができました。
熱中症にならないように、水分を補給し、適宜休憩を取る。ペットボトル飲料とパンは、保護の会の会費から配給。会員の皆様から頂いた会費は、保全活動に有効利用されています。
草刈りが済んだあとは、昨冬に農業用管理機を使って溝を切り、再湿地化を進めた場所の泥上げ。
こういった溝は、常に新鮮な湧水が供給され、キセルアザミだけでなく、カスミサンショウウウオ、ヤマアカガエル、イモリなどの生息地にもなっています。
昨年、産卵が確認されなかった湿地では大胆に草刈りをやってみた。写真のように全面が枯草に覆われ、その下で日照を受けられずにキセルアザミが伸び悩んでいる。
ただし、この時期の湿地内の草刈りが植生に悪影響を及ぼす可能性があるので、夏と秋に推移を確認する必要がある。
大きな課題として、移植したノアザミの活着が悪い場所が多く、全体に吸蜜源が足りていないことがあげられます。
種を採取して苗から育て、もっと多くの株を移植したい。また、植える場所は管理機で耕して土壌改良するなど、より一層の工夫が必要でしょう。
ノアザミは県道や農道沿いたくさん咲きますが、これは道路維持管理の一環で年3回程度の粗放的な草刈りが行われるためと考えられます。
ヒョウモンモドキの実際の生息地にはノアザミが足りておらず、羽化したチョウにとっては、すぐに吸蜜源にありつけず、良好な生息地とみなされないのではないか。
私たちが活動拠点として頼っている「せら夢公園自然観察園」でノアザミ、キセルアザミ、タムラソウの栽培を進めたい。
草刈りをした畦のほとりにはレンゲツツジが美しく咲いていた。
<今後の予定>
★せら夢公園・飼育ハウス内部の整備と遮光ネット設置(明日5月10日・木に実施します)。
★すでに生息地を訪れている人の情報あり。所管の警察署、派出所への協力依頼を急ぐ(協議会として)。
★保護の会ニュースレターの作成と発送。
★6月のチョウ観察会の詳細を詰める。
★7月、プランターでのノアザミ、キセルアザミ、タムラソウの栽培開始。
★8月、アザミ類栽培施設の建設。
いろいろ忙しい時期ですが、早め早めに対応したい。
以上
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2018年春の生息地管理のお知らせなど。
http://melitaea.exblog.jp/28267240/
2018-04-25T09:32:00+09:00
2018-04-25T09:41:15+09:00
2018-04-25T09:32:10+09:00
hyoumonmodoki
おしらせ
4月28日(土)、30日(月)に春の生息地管理を行います。
両日とも、9時に事務局長宅前集合、3時ごろまで実施の予定。
2日間で3~6カ所の実施を予定しています。
このところ、日中はかなり暑くなりますので、飲み物など熱中症対策をご準備ください。
保護の会でも、ペットボトル飲料、菓子パン、簡単な昼食を準備します。
<作業内容>
チョウの吸蜜花であるノアザミが5月下旬から咲くように畦の雑草を刈る。
可能であれば、ノアザミを補植する。
場所によっては、創出した水路の泥上げ、産卵のない場所での湿地内草刈りなど。
※この時期、幼虫が広範囲を歩き回っているので、踏み潰しが無いように慎重に作業します。
農繁期で忙しい時期ですが、ご都合のつく範囲でご参加頂けると有難いです。
◆4月21日(土)には生息地の下見を行いました。
▼昨年10~11月にしっかり草を刈った場所では、湿地内、畦ともに良好な状態でした。
▼生息地までの道中に多少倒木がありましたが、問題ないレベルでした。
ただし、草刈機、ガソリン、レーキなどの道具を担いで5~10分以上、山の細道を歩くのでご高齢の方にはつらい作業になりますが。
▼昨秋に産卵箇所を避けて草刈りした場所では、明確な違いが見られました。
写真の左側には産卵があったためピンクテープで囲いをして立ち入りせず、右側だけを草刈りしました。
4月21日には、左半分は枯草に覆われたままでキセルアザミが伸びていません。
一方、草を刈った右半分はキセルアザミがしっかり展葉しており、越冬から覚めた若齢幼虫が餌に困らない状態になっていました(保全作業の効果が見られた)。
▼春先の陽光を浴びて展葉したキセルアザミを食べる幼虫。
▼ノウサギ除けの囲いの中に植えたノアザミは、小さなつぼみを付けていた。
これまでの経験上、この時期に蕾を刈り飛ばしてしまうと、チョウが吸蜜する6月に開花することは出来ない(回復が間に合わない)。
かといって、この時期に草刈りをしないと、6月には草に覆われてチョウが花にたどり着くことは難しくなる。
チョウにとっての重要なポイントを押さえ、未来の姿を想定しながら作業を行うことが大切です。
▼新しく取り組んでいる湿地植生の回復実験では、農業用管理機を使ってチゴザサなどの根塊を切り崩して導水、移植したキセルアザミが上手く育っていた。
ただし、水路に泥が溜まっていたので、鋤簾や平ぐわで泥上げする必要がある。
▼昨年度末に仕上がった16ページの冊子が手元に届きました。
これは行政と市民団体で構成される「ヒョウモンモドキ保全地域協議会」が作成したもので、環境省の補助事業を資金として3,000部印刷しました。
構成団体、協力団体、関係機関に配布され、それぞれの団体内で勉強会や仲間集めに利用していただくもの。
ヒョウモンモドキの生態や保全方法に関してまとまった唯一の冊子になります。
表紙には、ヒョウモンモドキを保全することで、同時に守ることができる様々な希少種をちりばめました。
これまでの分布記録に大阪府1935年の記録を加えた、生活史を写真付きでより詳しく解説した、衰亡要因と守る意義について解説を加えた、時期ごとの保全方法を詳しく解説した、湿地植生の回復方法、飼育保全の取り組みを解説したことが特徴になっています。
この冊子を活用して、より多くの方に知っていただき、協力者を増やして行きたいと思います。
▼また、マグネットシートも完成しました(同協議会作成、環境省補助金による)。
これは自動車のボディーに張り付けて使うもので、見回りや保全作業を行う協議会の構成メンバーであることを示すものです。
関係する10団体に20枚づつ配布したので、最大200台で使えるようになっています。
▼3月末から、このブログを書いてる今日現在も、せら夢公園自然観察園にて幼虫の飼育作業が連日続いています。
幼虫の扱いとキセルアザミの栽培技術は向上しましたが、作業にあたる体制の構築が間に合っていません。
生息地そのものでの保全、飼育による補完的な保全、普及啓発や仲間づくりなど、今後20年、30年も続けられる体制づくりが課題です。
絶滅危惧種の多くが里地里山に分布しており、それを守るためには絶え間ない自然への働きかけが必要といわれています。
http://www.env.go.jp/nature/satoyama/tokutyoujirei.html
ざっくり言えば、戦後の燃料革命以降、放置されて変質した自然を取り戻そうとしているわけです。上の冊子にも書きましたが、数十年間での植生の変質に加えて、開発や近年では気候変動の影響を大きく受けてここまで減少してしまったヒョウモンモドキを、わずかな人員、年数回の保全作業で取り戻そうと奮闘しているわけです。
保護の会は、2001年に結成されて17年間活動していますが、これまでと同じやり方では残念ながらジリ貧です。
2月東京での集いでも話したとおり、他のちからを借りて別のやりかたを探っていくことが必要です。
いつも迷うことですが、昆虫採集や調査・探求は推進する、一方で絶滅危惧種は採らずに守るということを当たり前にする。
チョウの写真を撮りたい人と交流する、ただし場所の情報を公開しない、足元のノアザミを踏み潰さないことを守ってもらう。
さまざまな保全活動を試してみる。ただし、そのベースには(保全)生態学の知識や倫理をしっかり位置づける。
これはもう文化を作るといっても良いかもしれません。もしかしたら、昔はふつうにあったものかもしれませんが。
▼今現在もほんのわずかな人のためにエネルギーを取られています。残念ですが、これは現実なので、対処するほかありません。
http://0847254400.blog134.fc2.com/blog-entry-1546.html
ちなみに、せら夢公園自然観察園にあるヒョウモンモドキ飼育施設には監視カメラが付いていて、管理事務所でライブ中継と録画がなされています。
以上
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2018年3月までの活動。
http://melitaea.exblog.jp/28229617/
2018-04-04T15:12:00+09:00
2018-04-04T15:17:14+09:00
2018-04-04T15:12:45+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
2月は、せら夢公園自然観察園内に許可を得て設置している飼育ハウス2棟の補修とネッを交換がメインでした。
飼育ハウスの壁面は、風通しの良い1ミリ目のネットを使用していますが、建設からそれぞれ5年、6年が経過し、ほつれや小さい穴や出始めていました。
とくに地際部分の劣化が著しかったため、土を掘り起こしてプラスチックの補強材(畦波ガード)を入れたり、ビニペットを補強したりしました。
資材の購入や特殊作業の人件費(シルバー人材に委託)は、行政を含むさまざまな団体で構成されるヒョウモンモドキ保全地域協議会の資金(交付金や自己資金)で賄いました。
これで3から5年間はネットの交換が不要だと思われます。非常にありがたいことです。
◆2月1日(木)せら夢公園自然観察園での飼育ハウス補修
◆2月4日(日)キセルアザミ栽培プランターの作成
◆2月11日(日)キセルアザミ栽培プランターの作成
◆2月17日(土)せら夢公園自然観察園での飼育ハウス補修
◆2月18日(日)キセルアザミ栽培プランターの作成
◆2月25日(日)キセルアザミ栽培プランターの作成
◆3月3日(土)せら夢公園自然観察園での飼育ハウス補修
◆3月4日(日)せら夢公園自然観察園での飼育ハウス補修
◆3月18日(日)せら夢公園自然観察園での飼育ハウス補修
◆3月24日(土)以降、随時。
飼育幼虫の回収、プランターでの個別飼育、保護地への放流。
3月中旬には、飼育ハウス内のキセルアザミ(昨年の枯葉)で越冬を終えた5齢幼虫が地面に這い出してきます。
餌となるキセルアザミを求めて這い回りますが、ハウス内のキセルアザミ(新葉)はまだ展葉していないので餌不足になってしまいます。
そこで、吸虫管という専用の道具を使って幼虫を回収し、あらかじめ別のハウスで育てたキセルアザミ栽培プランターに移して、個別飼育を開始します。
1つのプランターで飼育できる幼虫は15~30頭程度です。
幼虫は脱皮するたびに旺盛に葉を食べつくすため、途中でプランターを入れ替えます。
このようにして育てた幼虫は、チョウまで育てて、ハウス内で交尾、産卵し、飼育個体群が継承されていきます。
(チョウ類保全協会と大学との共同研究により、現在の飼育個体群は地域ごとの遺伝的多様性を維持していることがわかっています)
3月下旬には、チョウ類保全協会による幼虫の野外調査が行われ、各保護区での生息状況が概ね把握されました。
現地での生息状況が良好な保護区では、飼育個体群の放流(補強)は行わず、このまま様子を見ることにしました(餌不足の回避)。
一方、幼虫が少なかった保護区では、生息地の規模、由来個体群に配慮した放流(補強)を行っています。
また、今後新たに拡大していく保護区では、実験のための放流を行う予定です。
◆ヒョウモンモドキ保全地域協議会で交付を受けている「平成29年度生物多様性保全推進支援事業」の清算関係書類は報告済み。平成30年度も続いて、本交付金にチャレンジする予定。
協議会が出来て6年経ちました。ありがたいことに、この交付金により保全活動のベースが出来ました。
これからも活動を継続し、さらに拡大していくためには、継続した資金獲得が必要です。
この6年間あゆみや保全の実績などを一度整理したいと考えています。
<今後の予定>
4月は当面、飼育幼虫の世話が続きます。
餌となるキセルアザミの不足が想定されるため、プランターづくりが必要かも。
4月21日(土)には、生息地管理の下見。
4月28日(土)、30日(月)は、春の生息地管理(草刈り)。
以上
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2018年2月までの活動。
http://melitaea.exblog.jp/28120851/
2018-02-13T12:43:00+09:00
2018-02-13T12:49:48+09:00
2018-02-13T12:43:42+09:00
hyoumonmodoki
保全作業
【主催:特定非営利活動法人日本チョウ類保全協会】
日頃からヒョウモンモドキの保護活動を応援してくださる方々、各地でさまざまな保全活動を行われている方々、大学や行政機関の研究者の方々ともお会いすることができ、参加して良かったとしみじみ感じています。
この日はさまざまな発表が行われ、最近の分子系統解析により、ゴマシジミ宿主のシワクシケアリには4つの隠蔽種が含まれること、ゴマシジミがアリを騙す仕組み(この検証実験が面白い)、風力発電とバードストライクの問題、太陽光発電と微気候変動・昆虫の行動攪乱、そしてこれら再生可能エネルギーの土地改変に伴う環境影響(とくに個別の事業者が同じ場所に集中的に建設する場合は影響が大きい)に対しては何ら法的な措置が取りえないこと、などが強く印象に残りました。
たとえば、風力発電や太陽光発電が集中すると、面的、量的な環境影響はかなり大きくなると想定されるが、それらを評価したり低減する法的根拠が無いらしい。
大分県ベッコウトンボ保護地を取り囲む太陽光パネルの写真、山形県ギフチョウ・ヒメギフチョウ混棲地での太陽光パネルの集団設置計画の地図には心底驚きました。行政を動かすには市民が声を上げ続けるしかない。
幸いなことに、ヒョウモンモドキは近年には開発の影響を受けていません(過去には埋め立てや土地改良の影響を大いに受けた)が、残土埋め立てや太陽光パネルの設置による影響はあり得ることとして考えておかなければなりません。
ただ、行政も交えた協議会運営により、開発や土地改変の話は早い段階で分かる仕組みになっていることは非常に有難いことです。
保護の会は、「これからのチョウ類の保全を考える」というセッションで事例報告と総合討論に参加しました。
会が発足して16年間で保全技術や組織運営の方法がさまざまに変化してきたこと、同時に課題も変化していること、長期的に見ればジリ貧な中で、その解決策をそとに向かって求めていく必要があることなどを話させていただきました。
チョウを守るには、生物や生態学の知識が基礎となるが、それを推し進めたり、継続していくのは人の思い、知恵、人間関係が大切であって、つまりはチョウや自然を守ろうという文化を定着させなければならない。そのための合意形成や気運の醸成には、話し合いの技術として環境教育やファシリテーションの手法が応用できるということを話させていただきました。
▲チョウの研究者が作ったフィギュア。より多くの人に知ってもらい、活動のすそ野を広げるには、キャラクター(ゆるキャラ)、標語やキャンペーンソングなども取り入れていく必要がある。(私個人はこういった活動に最初批判的、というより他に優先する活動があるだろうと考えていましたが、一周廻って楽しく継続するためには、こうしたことはとても大切だと最近気づかされました)
終了後は、センター内のカフェで懇親会があり、その後は夜のまちに出て2次会、3次会まで話が弾みました。
翌日は大井町にあるチョウ類保全協会の事務所にお邪魔し、打ち合わせといくつかの仕事を済ませました。
いつも目の前の課題と向き合っているので煮詰まることが多い保護の会ですが、他団体との交流によって得られるものが多いと再認識しました。
さて、2017年9月以降もさまざまな活動がありました。
◆9月9日(土)
アザミ類育成ハウス建設のための現地打ち合わせ。7人が参加。
いつもお世話になっている「せら夢公園 自然観察園」に集合して現場を見ながら協議。
飼育幼虫は、野外よりもやや早く活動を開始し、旺盛にキセルアザミを食べる。
この時期には野外ではキセルアザミの新葉は展開しておらず、当然餌不足が生じる。
餌不足を解消するためには、キセルアザミを保温栽培して生育を促進する必要がある。
このような経緯でアザミ類育成ハウスを新設する運びとなった。
机上で立てたプランを現地で再検討し、より具体的な実行計画を検討した。
⇒自然観察園の一角(湿地)を整備してハウスを建てる(正式な手続きを踏む)
⇒湿地の周囲に溝を掘り、排水して整地する。
⇒パイプフレームを建ててビニールハウスの形態をとる。
⇒地面にコンクリートブロックを敷き、JASコンパネで均平な床面を作る。
⇒ビニールシートで浅いプールを作り、プランターを置いて”プール育苗”する。
⇒100個程度のプランターが収納できる規模を目指す。
◆10月2日(月)
ニュースレター18号の印刷と発送。
◆10月12日(木)
生息地管理の下見と準備に4人が参加。
生息地までの里道が崩れていないか、スズメバチの巣が無いかなどをチェック。
産卵箇所への立ち入りを防ぐピンクテープを張るなど、重要な作業。
▲生息地までの里道が崩れていたのでピンクテープを張る。最近はこんなことが多い。
◆10月21日(土)
生息地の草刈り。7人が参加。
◆10月26日(木)
生息地の草刈り。8人が参加。
◆11月16日(木)
生息地の草刈り。8人が参加(写真に間に合わなかった一人が映っていない)。
◆11月20日(月)
ヒョウモンモドキ保全地域協議会での合同作業。5人が参加。
その後、キセルアザミの掘り取りとプランターへの植え替えなど。
◆12月21日(木)
アザミ栽培ハウスの建造(地盤整備)。保護の会5人、ゆめ公園1人が参加。
◆1月22日(月)
チョウ飼育ハウスのネット張替え。8人が参加(シルバー人材、ゆめ公園含む)。
◆1月25日(木)
チョウ飼育ハウスのネット張替え。8人が参加(シルバー人材、ゆめ公園含む)。
◆2月1日(木)
チョウ飼育ハウスのネット張替え。8人が参加(シルバー人材、ゆめ公園含む)。
◆2月3日(土)
日本チョウ類保全協会主催の「第14回チョウ類の保全を考える集い」に参加(1人)。
◆2月4日(日)
日本チョウ類保全協会事務所でさまざまな打ち合わせなど(1人)。
<今後の予定>
2月17日(土)チョウ飼育ハウスの仕上げ、アザミ栽培ハウスの建造など。
◆場所:せら夢公園自然観察園の再生湿地 8時~夕方まで いつでも参加自由、お昼は暖かいウドンのふるまいあり。
2月下旬には事務局会を開きたい。
2月下旬、県市町、協議会会長、監事とで、地域協議会の今後を協議する。
3月上旬には協議会で作成の冊子づくり素案を完成させる。
3月上旬には幼虫が越冬から覚めて動き出すため、プランターでの飼育準備。飼育ハウスのネット掛け。
3月中旬には協議会の報告書とりまとめ、清算事務など。
(きんかめむし)
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2017年総会、終了!
http://melitaea.exblog.jp/27096170/
2017-09-06T20:26:00+09:00
2017-09-06T20:26:04+09:00
2017-09-06T20:26:04+09:00
hyoumonmodoki
事務局仕事
▲運営委員会の様子
この日は10時30分から「運営委員会」、13時30分から「総会」となり、総会は出席者17人と委任状40通により無事成立しました。
さて、保護の会は、正会員67人・賛助会員10人(2017年3月時点)、事務局7人(会長含む)、ほか13人の役員で運営しています。
おもには事務局員が中心となって運営し、拡大事務局会議や運営委員会で他の役員の意見を頂きながら運営します。
2016年度は活動数が非常に多く、会員の皆さんの多大な参加、会費と寄付を頂いて無事に終えることができました。
2017年度も引き続き頑張って活動しますので、ご協力をお願いいたします。
▲総会の様子
▲管理する生息地での産卵状況を説明する会員
<運営委員会のメモ>
飼育のウェイトが大きくなり、生息地の草刈りが中心であった過去の活動から、やり方が変わりつつある。
次年度から会費の値上げをお願いする(正会員2000円、賛助会員3000円)。
事務局員に新規2人が就任。副事務局長を1人増員。
キセルアザミ栽培には水稲育苗用焼成土が良い。
協議会6年間の総括と評価が必要。
<総会のメモ>
議案はすべて了承された。
<総会後の話し合いメモ>
チョウ類保全協会による産卵数調査結果の概要を報告。
生息状況の評価と個別生息地の管理方針を説明。
各団体の秋の管理に活用して欲しい。
キセルアザミの増殖は管理機による水路新設により成功の兆しがある。
ノアザミ栽培プランターを生息地に持ち込み、吸蜜源確保は出来たが、地生えのノアザミ増殖の目途が立っていない。
プランターのノアザミはノウサギに齧られるので、台に載せるなど高くする必要がある。
総会後に「課題の棚卸しワークショップ」を行う予定だったが、産卵調査結果の吟味で時間が経ち、閉会となった。
★次回9月9日(土)に、せら夢公園自然観察園にて「アザミ類栽培ハウス」の建造をスタートさせます。
以上
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2017年1月以降の活動。
http://melitaea.exblog.jp/27096018/
2017-09-06T19:07:11+09:00
2017-09-06T19:07:12+09:00
2017-09-06T19:07:12+09:00
hyoumonmodoki
事務局仕事
2017年総会の準備とともに活動数が整理できたので簡単に記しておきます。
(抜けがあったり、参加人数がやや不正確なところもあります)
◆2017年1月
〇保全地域協議会の事務など:飼育ハウスの改善案、見積もり作成
◆2017年2月
2/5 午前:生息地の改善作業(6人)
午後:保護の会新年会(せらワイナリー・20人)
2/12 生息地管理(11人)
◆2017年3月
3/18 キセルアザミ採取とプランターづくり(5人)
3/20 アザミプランターづくりと幼虫の世話(4人)
3/22 アザミプランターづくりと幼虫の世話(6人)
3/23 アザミプランターづくりと幼虫の世話(2人)
3/24 アザミプランターづくりと幼虫の世話(2人)
4月の草刈り案内ハガキの発送(2人)
3/25 アザミプランターづくりと幼虫の世話(2人)
3/26 アザミプランターづくりと幼虫の世話(2人)
3/28 アザミプランターづくりと幼虫の世話(2人)
事務局会議・幼虫の飼育と放流について協議(5人)
3/29 アザミプランターづくりと幼虫の世話・放流(5人)
〇保全地域協議会予算の小冊子作成・入稿
◆2017年4月
4/3 飼育ハウスの幼虫回収(2人)
4/4 飼育ハウスネット掛け・幼虫回収・放流(14人)
4/5 他団体生息地管理手伝い・幼虫放流(2人)
4/7 飼育ハウスの幼虫回収(1人)
4/8 飼育ハウスの幼虫回収・放流(8人)
4/13 飼育ハウスの幼虫回収・放流(4人)
4/14 飼育ハウスの幼虫回収・放流(1人)
4/16 キセルアザミプランターづくり(3人)
4/17 生息地管理の下見(4人)
キセルアザミプランターづくり(7人)
4/23 サポーターズクラブ里山セミナーへの協力(1人)
4/24 生息地管理(11人)
4/29 生息地管理(11人)
保全地域協議会企業CSR生息地管理への協力(1人)
◆2017年5月
5/13 事務局会(6人)
5/18 飼育ハウスの補修(8人)
5/20 中国新聞尾三欄に掲載「~繁殖ハウス内部公開へ~」
5/22 ニュースレター17号の発行
〇飼育ハウスの食草管理、チョウの世話(随時)
◆2017年6月
6/4 山の日行事への協力・飼育ハウスの見学(1人)
6/10 ゆめ農業講座への協力・飼育ハウスの見学(4人)
その他、12日、13日、15日にも「飼育ハウスの見学」受け入れ
6/28 事務局会・保全地域協議会総会に向けて意見交換(4人)
〇飼育ハウスの食草管理、チョウの世話(随時)
〇各警察署・駐在所への採集者対策のお願い(6人)
◆2017年7月
7/5 事務局会・協議会予算について(4人)
7/14 保全地域協議会総会への参加(6人)
◆2017年8月
8/1~5 チョウ類保全協会による幼虫巣調査
8/3 保全地域協議会・幼虫巣調査および生息地管理(多数参加)
8/10 総会案内ハガキの発送(2人)
8/18 事務局会(8人)
8/31 総会準備・会計監査(2人)
◆2017年9月
9/3 保護の会運営委員会(10人)・総会(17人出席・委任状40通)
9/9 アザミ栽培ハウス建造スタート(予定)
☆たいへん良くガンバリました(^-^)v。]]>
今年は対応済み。
http://melitaea.exblog.jp/26886206/
2017-05-28T07:31:00+09:00
2017-05-28T07:43:26+09:00
2017-05-28T07:31:53+09:00
hyoumonmodoki
事務局仕事
5月22日付でニュースレターも発行したばかりで、会員の皆さんにはお手元に届いたことと思います。
今年は5月に入り、最低気温が低いままで、チョウの羽化は例年より少し遅れるでしょう。
活動の詳細は、追ってブログに書くこととして、これだけは書いておかねば。。。
それは違法採集者への対応です。
今年は行政を通じて所管の警察署に対し「ヒョウモンモドキ保護活動への協力依頼」を行います。
それに先立って、保護の会からも所管の交番に出向き、直接協力のお願いに行きました。
チョウの違法採集は、県外ナンバーかレンタカーで来ることになると思いますが、田舎の道端にそういった車が停まっていると、地元の人間は必ず見ています。
それでなくても昨今は物騒な事件が多いのです。
日ごろ見かけない車や人物がゴソゴソしているだけでも普通は警戒します。
ましてや、近くの家に断りも入れず、黙って車を止めて山中に出入りしようものなら、チョウの違法採集で無くとも通報されて当然でしょう。
そういう時代になりました。
観光地もあるので、県外から多くの方が訪れてくださるのは大歓迎。
田舎の道端で素敵な風景に出会ったり、ひっそり咲く花や生きものを撮影したい、といった場合は、迷惑にならない場所に車を止め、近くに家があったら「入らせて頂きます」とひと声掛けてください。
それが最低限のマナーでしょう。
誰しも自分の住む場所で、見ず知らずの人がウロウロしたり、無断で私有地に入り込んできたら警戒しますよね。
たとえ田舎でも、それは同じです。
少し早すぎるように思いますが、すでに5月18日(木)には県外ナンバー(袖ケ浦)の車を見たという情報が入っています。
それほど、地元の方々は敏感になっています。
チョウの愛好家、マニアの方々は「もしや自分だけの生息地を見つけることが出来るのでは」とか「自然の中でじっくりチョウを撮影することが出来るのでは」とか考えるかもしれませんが、まずそういったことは出来ません。
現在の生息地のすべては、ヒョウモンモドキ保全地域協議会の構成団体によって保護管理がなされている場所なのです。
極めて限られた場所で、手厚い保護活動に守られて、細々と生き永らえています。
少し(かなり)くどくなりましたが、ぜひご理解をお願いいたします。
(きんかめむし)]]>
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