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6月5日は全国的に「環境の日」でした。
http://www.env.go.jp/guide/envdm/ モドキの会でも、“環境の日”に相応しく大わらわでした。 ■ひろしま環境賞をいただきました! 6月6日に県庁前広場で行われた「環境の日ひろしま大会」にて、「ひろしま環境賞」をいただきました。 「ひろしま環境賞」とは、“地域において先覚的・独創的な環境保全活動に積極的に取り組み、環境にやさしい地域づくりに著しい功績のあった個人または団体に対して、その功績をたたえて知事表彰を行うもので、平成6年度から毎年実施している”表彰のことです。 これまで長年活動してこられた新谷会長と池尻事務局員が授賞式に出席されました。 ■湿地の生き物観察会を行いました。 まず、会員のみなさまにお詫びしないといけないのですが、6月6日(日)の観察会の案内状の投函が6月4日になってしまいました。遅いところでは当日に着いたかもしれません。案内が遅れるのは毎度のことになっていますが、本当に申し訳ありませんでした。 当日の朝9時、三原市某所の休耕田を利用した保護区に総勢14名(事務局含む)が集合。 公民館長、モドキの会事務局長挨拶のあと、地元小学生が植えてくれたノアザミを踏まないように手分けしてポールを立てる。 その後、しばし保護区を散策しながらヒョウモンモドキの成虫を探す。 しかし、普通種のチョウすら見つからず。また、この時期に咲いて当然のノアザミ、ヒメジョオン、ミヤコイバラ、ウツボグサ、スイカズラさえ咲いておらず、なんだかさみしい風景。 年1回の草刈りボランティアのおかげでワレモコウが増えつつあることなどを解説。 結局、ヒョウモンモドキの成虫は見られなかった。 この生息地では2000年以降の産卵数データが揃っており、昨夏には11卵塊が確認されている。 1卵塊には220個程度の卵が含まれているため、翌春に5%の幼虫が生存するとして120個体くらいの終齢幼虫を期待していた。しかし、5月9日の時点で確認できた幼虫はわずか7個体。 それらが無事、成虫になったとしても、ちゃんと交尾をして卵を残せるものだろうか? この保護区で1頭でも成虫を採られたら、子孫を残す確率はぐっと低くなることは容易に理解できるでしょう。 今年は、寒い春のせいで昆虫の発生が10日から2週間ほども遅れているようですが、それ以前に多くの生息地で幼虫の確認数が極端に少なく、採集による減少を防ぐことの重要性が理解できると思う。 散策のあとは、網を手に持ってもらい、トンボ、チョウ、水生昆虫などの採集調査。 保護区では、定期的に昆虫採集を行い、採れた種の変動を見ることで、環境の状態を評価していくことが大切とお話させていただいた。 また、昆虫を採集し、手に触れて、図鑑で名前を調べることにより、より深く自然への理解を深めることができること、一方で絶滅しそうな希少種は採集しないというモラルを確立することの重要性も込めたつもり。 みなさんのご協力のおかげで、多くの昆虫たちを確認することができた。 しかし、昨年の同時期と比較すると昆虫の種類数が少ない。 オオイトトンボ、アジアイトトンボ、モノサシトンボ、ハッチョウトンボ、ショウジョウトンボ、ハラビロトンボ、シオヤトンボ、ヨツボシトンボ、クロスジギンヤンマ、オオコオイムシ、マツモムシ、ヒメガムシ、コガシラミズムシ、ツブゲンゴロウ、ツヤネクイハムシ、イモリ、ニホンアカガエルなどを確認した。 一見、何もいないような場所でも、少し探してみると多くの生き物がみつかること、こうした生き物たちがいることで、生態系が維持されていることなどをお話させていただいた。 また、突然現れた野鳥の専門家から、サシバとハチクマの飛来を教えていただいた。 ■その日の午後 観察会の後、事務局長は本郷町で行われる展示会の打ち合わせに、残った事務局員は飼育施設の整備にと、大変忙しい“環境の日”となりました。 帰りがけに見た関西ナンバーのパジェロミニ(黒)が大変気になる。 <今後の予定> 6月9日より、保全協会の中村氏が来広。 地元メンバーと協力しながら、成虫の発生調査と採集者対策をしていただく。 6月12日は、別団体による観察会。 また6月20日には関西のギフチョウ保護グループの方々が視察に来られる予定。 いつも以上にバタバタしたスケジュールになりそうです。 (きんかめむし)
by hyoumonmodoki
| 2010-06-07 00:16
| 観察会など
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