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6月15日(保護の会主催)
天候が心配されましたが、約30名(報道、事務局含む)もの参加をいただくことができました。 地元の方々をはじめ、県内各地、遠くは岡山、横浜からも参加いただきました。 開会とともに、パネルを使用してヒョウモンモドキのかつての分布や現状、減少の理由、保護への取り組みなどを説明。つたない説明ですが、子供たちも飽きずに聞いてくれました。 1か所目の生息地は、2001年の保護の会設立当初に初めて生息地管理を行った記念すべき場所です。 かつては40数卵塊も確認されたこともあるほどの良好な生息地でしたが、一昨年前に姿を消してしまいました。 そこで昨年秋に草刈をして、春には子供たちとノアザミを植えて環境を整え、(成虫が飛来する可能性のある)もっとも近接した生息地から採取した幼虫200頭を試験的に放逐しました。 そんな場所なので期待を大きくして湿地沿いを探索。湿地を踏みつけないように注意して。。 春に植えたノアザミが咲いています!地元の方が刈り残してくれたノアザミも咲いています! ・・・が、しかし、ヒョウモンモドキ成虫は1頭も見ることができませんでした(涙)。 越冬幼虫の放逐による生息地の拡大にはまだまだ課題があるようです。 湿地の水たまりではハッチョウトンボやモートンイトトンボが見られました。 お腹に定規のような白線があるその名も「モノサシトンボ」です。 毒があってちょっと怖いカバキコマチグモ(たぶん、巣が三角形だから)。 背中に煙突のような毛を生やした奇天烈な毛虫(スゲドクガ)。 気を取り直して2か所目の生息地に移動。 ここは小さな谷にある水田と湿地化した休耕田を好適に管理しておられる場所です。 この生息地を見ると、かつての水田農業における畦と水路の管理がいかに多様な生物を生かしてきたのかを知ることができます。ヒョウモンモドキをはじめとする里地の生き物を保全するためのモデルのような場所です。 ここをしっかり見れば、自分にも取り組める保護策を学ぶことができると思います。 さっそく出迎えてくれた成虫。やはりノアザミが大好きです。 鉢植えのキセルアザミに付いた2頭のサナギ。右側は黒っぽく色づいて羽化直前です(翌朝には羽化しました)。よく見ると羽の模様が透けています。 近づいても逃げるどころか、差し出した指に乗ってしまうおっとりしたヒョウモンモドキ。 こーんなに近づいても逃げません。 ほかにも、赤とんがらしのようなハッチョウトンボ、最近激減したカザグルマ、上陸寸前のニホンアカガエル幼体などを見ることができました。 終りの時間が近づいたので質問タイム。 小学生の男の子が「サナギは何日で羽化しますか?」と質問すると、保護の会メンバーが答える前に「16日から20日の間でした!」と今年、飼育を試みた別の小学校の子供たちが答えてくれました!スゴイね! 観察に参加して「あー楽しかった」で終わるのではなく、今日から自分に出来ることは何かを考えてもらうのが観察会の目的です。最後にちょっと真面目なお話をさせていただいて終了! ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 また秋には生息地管理イベントをご案内しますので、ぜひ参加してみてください。 「作業はちょっと無理」という方でも、会員になっていただくだけでも保護活動に参加できますのでぜひご入会ください(ちょっと宣伝です・笑)。 つづく
by hyoumonmodoki
| 2008-06-20 00:59
| 観察会など
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